大空と大地のカーニバル2016
Ikegami's RC Report /池上的遥控模型報告


2002年から始まった「大空と大地のカーニバル」。今年で15年目になりました。
年々開催を重ねるごとに内容が充実かつ斬新になってきて、ここ数年は日本でも有数のエア&モーター&グルメショーに
なりました。
今年はかなり大掛かりになりそうなので、息子と会場設営のお手伝いもしました。
そうこうしているうち、秋晴れの中、5月の千葉・幕張でのRed-Bullエアレースチャンピオン・室屋氏がEXTRA300L
/Breitling-Yellwで会場を超低空でスモークON! で到着。お出迎えはなんと!!平均年齢75歳の老人ホームの女性が
黄色い、、、、
いや、茶色い声で「ムロヤさーん!」と、、叫ぶことはできますが聞こえません(大笑)
しかし悪口だけは聞こえるので要注意ですw
室屋氏、サービス精神バッチリでみんなと握手してます。
「来年も来てくださいねぇ!」といいますが、隣のおじいちゃんいわく「来年はもうこの世に居ないかもしれないから、
しっかり握手せぇよ」と。(笑)
「大丈夫じゃ、空の上に居ても飛行機だから飛んできてくれるわい」www
滑走路を見ると、岡山市・消防ヘリが訓練中です。かなり気合の入った訓練です。




















そして翌日土曜日はプレイベントとリハです。
地元の近隣の皆さんをお招きし、笠岡ふれあい空港で世界トップクラスのエアロバティックを披露します。
MCは私と絶叫MCのデッキーさん。
室屋氏のエアロバティックのあと、トークショーが始まります。
今年を振り返っての感想、来年の抱負など、トップアスリートの生の声を聞くことができました。
    














    




お昼ごろからRCやスーパーカーのアスリートたちも続々来場。黙々と準備をしています。
自分が何をすべきかきちんとわかっていることがすごい!
リハでは本番さながらの演目をこなしていきます。時間が許す限り何度も綿密に。
実機やスーパーカーだけが主演ではありません。RCも主演者なのです。
ドリフトカーやフェラーリなどと絡んだレース展開、タイミング合わせなど、全員がプロフェッショナルですので、
気迫はすさまじいものがあります。
そして、日没となり会場での懇親会です。笠岡市長はじめ、スタッフの方々がセッティングしてくれました。
巨大パエリア(120人前!)をはじめ、地元のグルメをいただきました。スーパーマシンを目の前にしての宴会はサイコー!!
笠岡だからこそ出来ることですね!
明日の成功を期待して、懇親会の歓声が滑走路に響いていました。




































































11月6日本番当日は早朝から多くの方が来場されていました。嬉しいですね。
アスリートたちは自分のなすべきことを淡々とこなしていきます。
回を重ねる毎に無駄な時間を感じなくなってきました。それぞれのアスリートたち、スタッフが手際よく仕事を
こなしていきます。
フィールド総指揮者・大森さんの指揮のもと、スタッフはテキパキと動きます。
この日に飛来する航空機の誘導、管制塔無線係、グラウンドスタッフ・・・すばらしいチームワーク。
そして本番スタート!
息をつかせぬ演目が次々に出てきます。大丈夫か!?と思っても大丈夫。安全第一であることが最優先。

















そして室屋氏の操縦するEXTRA300L・ブライトリング・イエロー。
RCエアロバティックの機動性とそん色ない機動性と演目で観客を圧倒。
今年の演技テーマは「ナイフエッヂ」。かなり多くの「ナイフエッヂ」を取り入れていましたが「ナイフエッヂからの
スナップ切り返し・ナイフエッヂ止め」はすごかった!!!
仲田氏、今井氏、大熊氏の33%スケール零戦は強風の中、感動のフライトでした。
ドリフトカーVSラジコン、ドリフトカーVSフェラーリ、ドリフトカーVS実機ヘリと、これでもか!というくらいの演目です。
実機による風船割り、岡山市消防ヘリ、岡山県防災ヘリによる救難訓練のデモ、地元の中学校と東北大震災で被災した地区との
ひまわりの種の交流など、素晴らい内容です。
そして演目が全て終わり、今度は地上展示。みんな目の前のスーパーカー、スーパーマシンに大興奮。
そしてドリフトカー、フェラーリ、ランボルギーニの体験搭乗など、秋のイベントの最高峰に大喜びでした。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、クローズの時間です。会場の皆さんは帰路に・・・いえいえ、実はここからが第二のエア
ショー。来ている航空機が帰ります
が、その際の「バイバイ・フライパス」がすごい!
知ってる人は最後まで残っています。本当の話、帰ろうとしても渋滞なので、残っていたほうがお得なんですよ。
地上展示だけの自衛隊の「イロコイス」、ここぞとばかり、すごいヘリアクロを見せてくれました!超低空でのバンク旋回、
素晴らしいテクです!
国を護ってくれ、謙虚なまでの佇まいは「日本の防人」であり「侍」ですね。
日没まで2016年の感動を心に刻み、来年の再会を約束しました。
「大空と大地のカーニバル2016」のスタッフ、役員、笠岡市の職員方々、キャスト、そして一番は観客の方々の約4万人の
ご来場で大成功、大盛況でした。
本当にお疲れ様でした。



















































    














    





    



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